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りょう
どうもりょうです。
今回は、MacBook Air M1とM2の違いについて徹底比較して、今買うならどちらの方がおすすめか?を調査してみました。
今、MacBook Air M1とM2のどちらを買うかを悩んでいる人の参考になれば幸いです!
目次
MacBook Air M1とM2の比較表
M1 | M2 | |
---|---|---|
CPU | 8コア | 8コア |
価格 | 113,830円〜(Amazon) 公式サイトでは販売終了 | 148,800円〜 |
デザイン | 若干薄く感じるデザイン | 平たいデザイン |
ストレージ | 128GB〜2TB | 128GB〜2TB |
バッテリー持ち | 最大18時間 | 最大18時間 |
ディスプレイ種類 | Retinaディスプレイ 400ニトの輝度 光色域(P3) IPS | Liquid Retinaディスプレイ 500ニトの輝度 光色域(P3) IPS |
ディスプレイサイズ | 13.3インチ | 13.6インチ |
本体サイズ 奥行き×厚さ×高さ | 21.21cm×30.41cm×0.41~1.61cm | 21.5cm×30.41cm×1.13cm |
開いた時の高さ | 約23cm | 約22cm |
充電端子 | USB-C | USB-C Mag Safe |
認証セキュリティ | Touch ID | Touch ID |
カラー | ・スペーグレイ ・シルバー ・ゴールド | ・スペーグレイ ・シルバー ・スターライト ・ミッドナイト |
結論:Mac Book Air M1はこんな人におすすめ
Mac Book Air M1とM2の違いを簡単に言うと、M2モデルの方が、基本性能は高く、情報処理能が素早くできるので、特に動画編集や画像加工をするときに性能の差がでます。(詳しくは、次の見出しで説明しています)。
それ以外の性能については、使用していて大きな差を感じることは少ないでしょう。
ですから、結論から言うと、動画編集や画像加工をあまりしない人であれば、Mac Book Air M1のほうが、リーズナブルな価格で手に入りますからおすすめです。
動画・画像編集も問題なくできる
といっても、M1モデルでも標準で動画編集アプリiMovieが内蔵されていますし、FinalCutProやAdobe PremiereProなどの動画編集ソフトもM1チップに対応しているので、問題なく動画編集を行うことも可能です。
また、写真加工に関しても、MacBookM1は毎秒11兆回の演算処理ができる16NeuralEngine を搭載しているので、写真の加工・修正を自動でおこなうことも可能です。
MacBook Air M1のおすすめポイント
MacBook Air M1を購入することを考えている方が参考にしていただけるように、その特徴を項目別に簡単に説明してみたいと思います。
処理速度の速さ
Mac Book Air M1とM2どちらにも言えることですが、最大の特徴はその速さにあります。
その速さの秘訣は、計算処理を実行する部品のCPUが、8コアと高い処理能力を備えていることや、16GBの超高速ユニファイドメモリ(RAM)を搭載していることにあります。それに加えて、主に画像の処理をおこなうGPUは7コアと高性能の部品を使用しています。
(ちなみに、M1モデルのGPUは7コアですが、M2モデルのGPUは最大10コアとなっています)。
それにより、マルチタスクを同時進行できますし、大きいファイルの処理も簡単にできます。
また、動画の再生やアプリの立ち上げも素早いので、パソコンで動画を見ることの多い方や、アプリをよく使用する方にはオススメです。
バッテリーの持ちがよく、それでいて軽量。
Apple社が独自開発したチップであるAppleSilicon(アップルシリコン)のM1チップが高い性能を持ち合わせており、電力効率に優れている点も大きな特徴の一つと言えます。また、最大18時間駆動するバッテリーを搭載しているので、一日中充電せずに外出先でも仕事ができます。
重さも、1.29㎏と軽量なので、持ち運びにも便利です。ですから、外出先でパソコンを使う人にはかなりおすすめです。
macOSとの連携ができる
同じApple社製品(iPad・iPhone・AppleWatchなど)との親和性の高いので、既にほかのApple社製品を使用している人は、パソコンをMac Book Air にするとより効率的に作業を行うことができます。
MacBookAirとmacOsを連携させると、システム全体がより速く動作しますし、Macのキーボードやマウスで、複数のデバイス間を行き来して操作することが可能になります。
ビデオ通話・会議に適している
FaceTimeやZoomを使ってのオンライン会議の際にも、MacBookAirの特徴を生かすことができます。
FaceTimeHDカメラの顔認識機能や画像信号プロセッサを搭載しているので、ビデオ会議で色合いが向上し、顔をきれいで自然に映し出すことが可能になっています。
さらに三つのマイクが内蔵されているので、音質もクリアに相手とつながることができます。
セキュリティー機能の高さ
アクティベーションロックという、第三者による不正操作から保護する仕組みを利用できるので、安心して使用できます。この機能を事前にオンにしておけば、第三者はAppleIDのパスワードやデバイスのパスコードを入力しない限り、操作できないようにすることができます。
また、いちいちパスワードを入力するのが面倒な方は、TouchIDを使用することもできます。自分の指紋だけで、ワンタッチでMacBookAirのロックを解除することができます。
セキュリティー機能が高いので、万が一紛失・盗難・置き忘れがあっても、大事なデータが保護されます。
高画質の映像
MacBookAir M1チップの液晶には、色彩豊かなRetinaディスプレイが使用されているので、色が明るく鮮やかな高画質の映像を楽しむことができます。
それに加えて、ディスプレイには、True Toneテクノロジーを採用しているので、周囲の状況に合わせてディスプレイの色温度が自動で調整されます。
高速で安定した接続ができる
接続が、Wi-Fi6・Bluetooth5.0に対応しているので、ネットワークに接続されるデバイスの数が増えても、安定した通信をおこなうことができます。
そして、Thunderbolt3(USB4)ポート一つで、データの転送・充電・ビデオ出力を行うことができるので、スムーズに作業することができます。
キーボードの使いやすさ
MagicKeyboard(マジックキーボード)を使用しているので、快適なキーボード入力を実現してくれます。
ショートカットが用意されているので、頻繁に使う機能を1回のキー入力で素早く使用できます。例えば、Siriの呼び出し、キーボードの言語の切り替え、絵文字の利用、Spotlightでの検索が、ショートカットキーを入力することで素早く行えます。
キーボード自体も、キーを支えるプラスチックがクロスに組み合わさったシザー構造を採用しているので、文字入力を快適に行うことができます。さらに、バックライトキーに環境光センサーを組み込んでいるので、暗い場所でもスムーズな文字入力が可能です。
ファンレス設計なので、静かに作業が行える
MacBookAir M1チップはファンレス設計なので、負荷の高い作業をしても静かなままで、夜間や会議中などの静かな場所でも周囲を気にせずに使用することが可能です。
夜間の使用が多い方や、ファンの音が気になる方に、おすすめしたいポイントです。
- 外出先で動画編集や写真加工などの負荷の高い作業しない人であれば、比較的安価なM1モデルがおすすめ。
- バッテリーの持ちがよく、それでいて軽量・スリムなので持ち運びに便利。
- M2モデルに劣るとはいえ、高い処理能力を備えており、セキュリティー機能やファンレス設計、使いやすいキーボードなど作業効率を上げてくれる便利な機能も十分充実している。
Mac Book Air M2はこんな人におすすめ
- 写真加工や動画編集、3DCGなどの負荷の高い作業を頻繁におこなう人
- オーディオにこだわりたい人
MacBook Air M2はM1と比較してみると差はあまりないというのが現状ですが、細かく突き詰めると重たい作業を頻繁に行うならM2の方が優れているということができます。
また、オーディオ機能もM2の方が性能がアップしているため音質にこだわっているという人にもM2はおすすめです。
MacBook Air M1とM2を比較してみた
先ほども説明したように、MacBookAirM1とM2と比較すると全体的に性能が向上しているわけですが、それに伴って価格も上がっています。
ご自身の使いたい機能に、自分にとって価格だけの価値があるのかどうか考慮してみるとよいかもしれません。
以下にM1モデルとM2モデルを項目別に比較しましたので、参考にしてみてください。
サイズ
- M1:21.21cm×30.41cm×0.41~1.61cm
- M2:21.5cm×30.41cm×1.13cm
※奥行き×厚さ×高さ
上の比較表でもわかる通り、ほとんど幅、奥行き、厚さに違いはありません。
M1モデルはただヒンジ部分から先端部分にかけてわずかな傾斜があり、先端部分が薄くなっているので、M1モデルの方が薄いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。でも、実際はヒンジ部分の厚さはどちらも同じで、M1モデルは傾斜があるのに対してM2モデルが均一な厚さで平たい形状をしているという違いがあるだけです。
それで、実際に使用していて、この2モデルのサイズの違いを感じることはほとんどないと考えられます。
重さ
カタログスペックでは、MacBookAir M1は1.29㎏。
MacBookAir M2は1.24kgとなっています。
ですから、M2モデルの方が約50g軽いということですが、わずかな差なのでそこまで気にしなくても良いと思います。
ディスプレイ
べセル(黒枠部分)の太さとノッチ(切り抜きとカメラ部分)に違いがあり、M2モデルのディスプレイの方がわずかに大きく作業しやすくなっています。
M2モデルのベゼルはM1モデルのべセルより小さくなったので、本体の大きさはそのままに画面だけ広くなっています。作業効率を上げてくれるポイントといえます。その代わり、M2モデルではノッチが搭載されたので、タスクバーに表示できるアイコンがM1モデルよりも減っています。
スピーカーとオーディオ
M2モデルのオーディオ性能は、M1モデルに比べて確実に向上しています。下の表に詳しくまとめました。
M1 | M2 | |
---|---|---|
種類 | ステレオスピーカー (フルレンジ左右2基) | 4スピーカーサウンドシステム (高域用ツィーター2基・低域用ウーファー2基) |
ドルビーアトモス再生 | ◯ | ◯ |
空間オーディオ | – | ◯ |
M1 | M2 | |
---|---|---|
対応機能 | – | 空間オーディオ対応 ダイナミックヘッドラッキング対応 ハイインピーダンスヘッドホン対応 |
M2モデルでは、スピーカーがフルレンジ左右2基から4スピーカーサウンドシステムとなり、低音と高音の質がよくなりました。ただ普通に音楽を聴くだけでは違いをそこまで感じないかもしれません。
それに加えて、M2モデルのスピーカーの位置が、キーボードの後方に移動し、完全に隠れる配置になっているので、故障の原因になる汚れが付着しにくいということができます。
また、対応できるイヤホン機能がM2モデルはM1モデルよりも増えて、スピーカー以外のオーディオ機能も向上しています。
もし空間オーディオや音質にこだわりがあるなら、M2モデルがおすすめです。
充電端子
最初の比較表でも記したように、M2モデルでは従来のUSBType-C充電に加えて、Mag Safe充電を行うことが可能になりました。
Mag Safe充電の特徴としては、接続が簡単で、Thunderbolt端子(USB Type-C)端子2つを生かしたまま充電することが可能なるといった利点があります。ただし、充電速度はUSB Type-C充電の方が、Mag Safe充電よりも速いので、USB Type-Cコネクタの機材を2つ以上接続する必要がない場合は、従来のUSB Type-C充電のみで十分ともいえます。
それに、USB Type-Cコネクタの機材を2つ以上使用する場合でも、ドッキングステージョンを使用すればMag Safe充電がおこなえなくても支障はないでしょう。
M1vsM2 アプリケーションの動作性能の比較
M2モデルで動画編集・写真加工・3DCG・機械学習などの負荷の高いアプリケーションを使用した場合、M1モデルで使用した時よりもその処理速度は格段に向上しています。
Adobe Photoshopを使った時
例えば、写真編集ソフトウェアとして代表的なAdobePhotoshopを使用した場合、アプリケーションの起動もM2モデル方が速く、特に重たい処理であるニューラルフィルタを使用したJPEGのノイズの削除やカラーの適用も、M1モデルよりも素早く行えます。
Blackmagic Davinci Resolve Studioを使った時
また、動画編集ソフトウェアとして代表的な「Blackmagic Davinci Resolve Studio」を使用した場合、GPUを活かした処理を行うため、二つのモデルを比較すると、M2モデルのほうが顕著にハードウェアの性能が高いことが実感できます。
特に様々な形式のデータに処理を行うレンダリングをおこなう際の時間差は4倍ほどM2モデルの方が速く、動画編集でパソコンを使用したい場合には、M2モデルの方がM1モデルよりもおすすめです。
ほかのアプリケーション、例えば動画変換をおこなう「HandBrake」や3DCG(三次元コンピューターグラフィックス)ソフトの「Blender」などを使用した場合にも結果は同じで、M2モデルの処理速度の方がM1モデルの処理速度より速いという結果になっています。
ただMacBookAir以外のGPUのコア数の多いデスクトップのほうが、レンダリングは速いので、レンダリングの速さだけを重視するというより、移動が多かったり、外出先等で写真加工や動画編集をおこないたい方には、軽くてスリムで持ち出しやすいMacBook Air M2がおすすめということができます。
また、計算処理等の単純なデータ処理を、M1モデルとM2モデルで比較した場合、若干M2モデルの方が速いとはいえ、使用していてその違いを感じるほど大差はありません。
例えば、表計算の代表的なアプリケーションの「MicrosoftExcel」で大量データを関数処理おこなった場合、M1モデルとM2モデルの処理速度の時間差はわずかに10%のみで、わずかにM2モデルのほうが速いという結果になります。
なので、単純な計算処理を行う場合であれば、M1モデルでも十分ということができます。
まとめ:MacBookAir M1とM2の違い
- 写真加工や動画編集、3DCGなどの負荷の高い作業を頻繁におこなう場合は、M2モデルの方がおすすめ。
- サイズはそのままでディスプレイが大きくなっている。ただし、タスクバーに表示できるアイコンはM1モデルよりも少ない。
- オーディオ機能もM1モデルと比較すると向上しているので、空間オーディオや音質にこだわりがある方には、M2モデルがおすすめ。
MacBookAirM1とM2モデルを比較すると、M2モデルの方が高価な分、薄さやモバイル性の高さはそのままに基本性能が高くて処理速度が速いということができます。
ただ、その差を特に感じるのは、画像加工や動画編集などの作業をおこなう場合であって、それ以外の作業をおこなう場合は2つのモデルにあまり大きな差はないと言えます。
また、M1モデルでも画像加工や動画編集も十分におこなうことができますし、M2モデルよりも安価なことから、モバイルで動画制作や画像加工をするユーザー以外は、M1モデルの方が手軽にMacBook Airの良さを十分に味わえるといえるかもしれません。
外出先で動画編集をしたり、画像加工をするなら、M2モデルを使用した方がより効率的に素早く作業をおこなうことができます。特にレンダリングの時間がM2モデルの方が4倍速く、動画制作等をするユーザーにとっては見逃せない機能の向上ということができます。
- 外出先で動画編集や写真加工をしたいユーザーにはM2モデルがおすすめ。
- それ以外のユーザーは、価格に見合うだけの性能の向上を感じられない可能性もあり、比較的な安価なM1モデルの方がおすすめ。