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りょう
どうもりょうです。
「MacBook Airを買いたいけど、M2とM3どちらを選べばいいの?」
と困っている方のために、それぞれの違いを比較してどちらを買うのおすすめか紹介していきたいと思います。
目次
MacBook Air M2とM3の比較表
M2 | M3 13インチ/15インチ | |
---|---|---|
CPU | 8コア | 8コア |
価格 | 148,800円〜 | 164,800円~/198,800円~ |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB/2TB SSD | 256GB/512GB/1TB/2TB SSD |
バッテリー持ち | 最大18時間 | 最大18時間 |
ディスプレイ種類 | Liquid Retinaディスプレイ 500ニトの輝度 光色域(P3) IPS | Liquid Retinaディスプレイ 500ニトの輝度 光色域(P3) IPS |
ディプレイサイズ | 13.6インチ | 13.6インチ/15.3インチ |
本体サイズ 奥行き×幅×厚さ | 21.5cm×30.41cm×1.13cm | 21.5cm×30.41cm×1.13cm /23.76㎝×34.04㎝×1.15㎝ |
充電端子 | USB-C Mag Safe | USB-C Mag Safe |
認証セキュリティ | Touch ID | Touch ID |
カラー | ・スペースグレイ ・シルバー ・スターライト ・ミッドナイト | ・スペースグレイ ・シルバー ・スターライト ・ミッドナイト |
Wi-Fi | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 6E |
CPU
M2モデルとM3モデルのCPUコア数は同じです。
ただし、M3モデルのCPUの高効率コアはM2モデルより30%高速化し、高性能コアはM2モデルより15%高速化しています。それによって、同じ電力量で、より高いパフォーマンスを発揮することができるといえます。
また、M3モデルはDynamicCachingに対応しており、3Ⅾグラフィックスの機能が向上しているので、より高速で3Ⅾソフトを使用することが可能になっています。
CPUコア数は同じですから、3Ⅾソフトを使用しない作業においては、処理性能に大差はありません。
それで、3Ⅾソフトを使用するならM3モデルがおすすめですが、逆に3Ⅾソフトをあまり使用する機会がないなら、M2モデルでも十分効率的に作業できるともいえます。
価格
上記の表でも参照できるように、現時点で、同じ13インチでは2万円近くM2モデルの方が安くなっています。
M2モデルは継続販売なので、標準構成モデルでは発売時の値段から最大3万円の値下げが実施されているということになります。
ちなみに、M2搭載モデルが継続販売されるのは13インチのみで、市場在庫を除き、M2チップ搭載の15インチは販売終了となっています。
用途にもよりますが、ほかの項目でも比較しているように、M2モデルとM3モデルでは大幅なデザインやスペックの変更はないという意見も多いですから、価格だけで比較すると特にM2モデルの方がお買い得とも言えます。
OSのアップデート期間に注意
ただし、価格と共に一つ考慮したいのは、OSのアップデートの期間です。
Macは通常発売されてから約6年ほどOSアップデートが提供されます。
M2モデルは2022年7月に発売されたモデルですので、2028年まではセキュリティ的に安心して使用できると予想されます。
それに対して、M3モデルは2024年3月に発売されましたので、M3モデルは2030年まではセキュリティ的に安心して使用できると考えられます。
頻繁にパソコンを買い替えている方ならば、M2モデルで十分ということができますが、長く使用したいと考えている方は、M3モデル方が長くセキュリティ的に安心して使用できるということができます。
ストレージ
ストレージは、MacBookAirM2モデルもM3モデルも、256GB・512GB・1TB・2TBと選ぶことが可能です。価格を考慮すると、M3モデルのMacBookAirでは、メモリとSSDのオプションがM2モデルに比べて高くなっています。
ただし、M2モデルのベースモデル256GBではSSDの速度が半減してしまうという問題があります。しかし、M3モデルの256GBでは速度が半減するという問題は解決されています。
それで、速度の問題が心配な方は、M3モデルを選んでいただくか、M2モデルの512GBにアップグレードすることで解決できます。
それで、コストは抑えつつ、速度を求める場合は、M2モデルの512GBがおすすめということができます。これなら、動画編集の際に容量が必要な場合でも安心して作業できます。
バッテリー持ち
MacBookAirM2の13インチモデルとMacBookAirM3の13インチでは、共に52.6Whリチウムポリマーバッテリーが内蔵されています。
また、15インチのMacBookAirM3モデルでは、66.5Whリチウムポリマーバッテリーが内蔵されています。
こう聞くと、15インチのMacBookAirM3モデルが、バッテリー持ちに優れているように思われるかもしれませんが、M2 モデルの13インチ・M3モデルの13インチ・15インチいずれも、ワイヤレスインターネットを使用した場合は最大15時間バッテリーが持つと公式サイトではなっています。
そして、公式サイトでは、一例としてAppleTVアプリのムービー再生可能時間が挙げられており、3つのモデルいずれも最大18時間、バッテリーが持つと記載されています。
ですから、MacBookAirM2の13インチモデル・MacBookAirM3の13インチモデル・15インチモデルのどれを選んでも、バッテリー持ちの観点からするとあまり変わらないということができます。
外出先で使用することが多い場合も、いずれの機種でも、バッテリーが切れることを心配せずに一日中作業することが可能といえます。
ディスプレイ
MacBookAirM2モデル、M3モデル共に、LiquidRetinaディスプレイが採用されています。LiquidRetinaディスプレイは、従来のRetinaディスプレイと比較すると、広い色の範囲(P3色域)に対応しているので、さらに色の再現性に優れており、画像や動画を鮮明に見ることが可能になっています。
本体のディスプレイの性能は、M2モデルとM3モデルは共に同じですが、接続できる外部ディスプレイの数に違いがあります。
従来のM2モデルは接続できる外部ディスプレイは1台のみでしたが、M3モデルは2台に増えました。
外部ディスプレイを使用するメリットとしては、作業スペースが広がるため作業効率が向上する、Web会議の際にZoom画面と資料を同時に確認することができる、ほかの人に資料や画像を共有しやすいなどがあげられます。
頻繁にそのような用途で使用する場合や今まで外部接続がもう一つあればと思っていた方にはM3モデルのほうがおすすめです。
なので、外部接続は1台あれば十分という方やあまりそのような用途にパソコンを用いない方はM2モデルで十分ということもできます。
本体サイズ・デザイン
上記の表をご覧になっても分かるように、M2の13インチモデルとM3の13インチモデルを比較すると、サイズは全く変わっていません。
デザインもそのままで、接続ポートはUSBポートではなく、USBType-Cの接続ポートが2つ搭載されています。
本体サイズについていうと、M2モデルの13インチは販売が継続されていますが、M2モデルの15インチは販売終了となっていますので、多少重くなっても大きな画面で作業したい人や動画を楽しみたい人は、M3モデルの15インチを選択するとよいかもしれません。
重量は、13インチは1.24㎏なのに対して、15インチは1.51㎏となっていて、そこまでの大差はありませんが、持った感じとしては大きく感じる方も多いかもしれません。ですから、頻繁に使用する場所や用途に応じて選ぶとよいでしょう。
充電端子
充電は、MacBookAirM2もM3も、USB-CとMag Safeの二種類の充電端子を使用することができます。
Mag Safe充電を使用するメリットとしては、磁力によって充電コネクタを固定するので、誤ってケーブルに引っかかってしまった時も、充電コネクタ外れるため、コンピュータが引っ張られて落下損傷するのを防ぐことができます。
また、磁石で簡単に接続することができますし、バッテリーの充電状況がランプで一目で確認することも可能です。
それに加えて高出力電源アダプタと組み合わせることで高速充電も可能になっています。
Mag Safeで充電しながら、Thunderbolt4(USBType-C)ポートをデータ転送に使用したり、ほかのデバイスをサブモニターとして使用することもできます。
ただし、USBType-Cと比べてMag Safeの専用ケーブルは汎用性が低く、Macbookの充電にしか使用できないため、持ち歩くケーブルが増えるといった意見も聞かれます。
持ち運ぶことが多く、持ち物を極力減らしたいという方は、USBType-Cでも充電できますので、そういう方はUSBType-Cのケーブルを1本持ち歩くことによりほかのデバイスでも使用可能です。
認証セキュリティ
MacBookAirM2モデルもM3モデルも、認証セキュリティとしてTouchIDを使用することができます。
ログイン時はもちろん、ユーザーアカウントを切り替えたり、Macをロックしたいときもワンタッチで行うことが可能です。
さらにSafariなどのアプリでユーザー名・パスワード・クレジットカード情報をTouchIDで入力できるようにすることもでき、すべてのパスワードを覚えられない場合でもすぐに入力することが可能です。
カラー
M2モデルとM3モデルのデザインは、完全に同じとなっていますが、カラー展開も全く同じで、スペースグレイ・シルバー・スターライト・ミッドナイトとなっています。
ただ、M2モデルのミッドナイトカラーは指紋が付きやすいと感じる方も多かったようですが、M3モデルのミッドナイトカラーは「酸化皮膜シール」が使用されており、指紋が付きにくい仕様となっています。
ただ指紋が一切つかないというよりも比較的目立たなくなったということですので、今までシックなミッドナイトカラーにしたいのに指紋が目立つのが気になると思っていた方は、M3モデルを選ぶこともできるかもしれません。
Wi-Fi
MacBookAirM2モデルとM3モデルの大きな違いともいえる一つの要素は、M3モデルはWi-Fi 6Eに対応しているのに対し、M2モデルはWi-Fi6にしか対応していないという点です。
Wi-Fi6Eを使用することで、今まで利用できていた周波数帯に加えて、6GHz帯が利用できるので、より多くの信号を送信でき、高速通信が可能になります。
また、より多くのの周波数帯が選択できれば、近くに通信しようとしているほかの端末があっても、別の周波数帯を選択することができるので、干渉を避けることができます。
ただし、Wi-Fi6Eを利用するには、それに対応するルーターを用意する必要もありますし、回線契約によってはオーバースペックになってしまうこともあります。また、Wi-Fi6Eは遮蔽物に遮られやすいという弱点があります。
ですから、Wi-Fiの高速化を求めるならば、M3モデルを選ぶというよりも、MacBookAirはM2モデルにし、ルーターのアップグレードをした方がよいかもしれません。
また、今までWi-Fi6で問題なく使用できていたという方であれば、M2モデルで十分かもしれません。
MacBook Air M2はこんな人におすすめ
MacBookAirM2モデルとM3モデルのデザインや性能を比較すると価格に見合うほどの大きな差はないかもしれません。
それで、MacBookAirM2モデルを選んでも、軽くて持ち運びに便利、なおかつ性能がよく、バッテリーの持ちがよいというMacBookAirの強みを十分に感じられるということができます。
また、MacBookAirM2モデルの方が、価格を抑えることもできるので、安くMacBookを手に入れたい人や比較的頻繁にパソコンを買い替える方や接続できる外部ディスプレイが1台で十分という方もM2モデルの方がよいかもしれません。
MacBook Air M3はこんな人におすすめ
MacBookAirM3をM2モデルと比較した場合、大きな特徴として以下の点があげられます。
- 接続できる外部ディスプレイが1台から2台に。
- ストレージ256GBSSDを選択しても速度が落ちない
- 13インチと15インチどちらか選べる
- OSのアップデートの期間が長い
- ミッドナイトカラーに酸化皮膜シールが採用された
- Wi-Fi6に加えてWi-Fi6Eにも対応
- DynamicCachingに対応しており、3Ⅾグラフィックスの機能が向上している
一回購入したら、長く使用するつもりの方は、OSのアップデートが2030年まで続くと思われるMacBookAirM3モデルをお勧めします。
また、M3モデルの最大の強みともいえるのは動画編集の高速化なので、動画編集のためにMacBookAirを購入するような方もM3モデルをとよいかもしれません。
まとめ|MacBook Air M2とM3の違いとは?買うならどちらがおすすめ?
MacBookAirM2とM3を比較してきましたが、デザインや性能を含め劇的に変化している点はあまりないとも言えます。
上にあげたスペックの差は、アップグレードしたりすることで補うことも十分可能です。
それで、どうしても新しい機種が欲しい、より長く使用したい、動画編集のためにMacBookAirを使用したいという方を除いては、価格も安いM2モデルで十分ということができるでしょう。