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りょう
どうもりょうです。
今回は、人気が高いiPhoneSE3とiPhoneSE2の違いを徹底比較してみました!
「iPhoneSE3とiPhoneSE2、どちらを買えばいいの?」と迷っている方のために、それぞれどんな人におすすめなのかも書いているので参考にしていただければと思います。
目次
iPhoneSE3とiPhoneSE2の違いは?価格・バッテリ・サイズ・CPUなど徹底比較!
iPhone SE2 | iPhone SE3 | |
---|---|---|
CPU | A13Bionicチップ | A15Bionicチップ |
価格 | 2万円〜(中古) | 62,800円〜 |
重さ | 148g | 144g |
ストレージ | 64GB、128GB | 64GB、128GB、256GB |
バッテリー | ビデオ再生:最大13時間 | ビデオ再生:最大15時間 |
ディスプレイ | RetinaHDディスプレイ | RetinaHDディスプレイ |
本体サイズ | 高さ138.4㎜×幅67.3㎜×厚さ7.3㎜ | 高さ138.4㎜×幅67.3㎜×厚さ7.3㎜ |
充電端子 | Lightning端子 | Lightning端子 |
認証セキュリティ | Touch ID | Touch ID |
カラー | ブラック・ホワイト・(PRODUCT)RED | ミッドナイト・スターライト・(PRODUCT)RED |
CPU
iPhoneSE第2世代は、A13Bionicチップを搭載しているので、iPhone11シリーズと同じ性能ということができ、軽めのゲームやWEBサイトの閲覧などでしたら十分快適に操作することが可能となっています。
また、iPhoneSE第2世代も第3世代も共にCPUが4コアとなっています。
ただし、iPhoneSE第3世代は、A15Bionicチップを搭載しており、第2世代よりも高速で効率的な処理ができます。
iPhoneSE3の方が処理能力が1.3倍高い
具体的に見ていくと、第3世代は演算能力は倍以上、処理性能は約1.3倍高速になっており、画像や映像の処理を行うGPUも最大1.2倍高速になっています。
また、iPhoneSEのどちらのタイプにも、ニューラルエンジンという機械学習の処理に特化したシステムが搭載されており、カメラ機能に多用されます。
iPhoneSE第2世代のニューラルエンジンは8コアなのに対し、第3世代は16コアと倍になっています。iPhoneSE第3世代はiPhone13シリーズに搭載されているものと同等のニューラルエンジンが搭載されているということになります。
これにより、iPhoneSE第3世代はiPhone13と同じように写真を最適化したり、画像処理をすることが可能になっています。
以上のことから、頻繁にスマートフォンで写真や映像を撮ったりする方はiPhoneSE第3世代の方がおすすめです。
ただし、ゲームをする際にはこの二つの処理速度の差はそこまで大きく影響しないという意見も見られるので、連絡をとったり、ゲームやWEB閲覧で使用する場合は第2世代で十分とも言えます。
価格
iphoneSEの第2世代・第3世代どちらにも共通する点ですが、その最大の魅力の一つは、コストパフォーマンスが高いという点です。
近年のスマートフォンは、大画面で、ハイスペック、価格は10万円を超えるモデルが主流となっています。
特にiPhoneは高価格のスマートフォンブランドとして知られています。
iPhone SE3の価格は68,000円〜
しかし、iPhoneSEは、最新モデルの第3世代(128GB)でも本体価格が7万円以下ととてもリーズナブルな価格帯でありつつ、iPhone13ProMaxなどと同じA15Bionicチップが搭載されており、なおかつコンパクトなデザインであることを考えると、iPhoneSEはかなりコストパフォーマンスが高いといえます。
iPhone SE2の価格は4万円以下で買える(ただし中古)
iPhone SE2は、AppleStoreや一部のキャリアででは既に販売を終了しています。
また、iPhoneSE2を取り扱っているキャリアでも、256GBは販売終了となっており、中古・未使用品のみの販売となっています。
入手しづらいと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、格安SIMを取り扱っている会社などで4万円以下で手に入れることが可能ですし、他社からの乗り換えであれば2万円前後とさらに安く入手することもできます。
ほかの項目でも説明していますが、iPhoneSE第2世代でも最新モデルではないとはいえ、iPhoneとして十分なパフォーマンスを発揮しますので、価格重視でなおかつiPhoneを持ちたいという方にはiPhoneSE2がおすすめです。
デザイン
iPhoneSEは、第2世代も第3世代も、比較的小型で片手で簡単に操作できることが魅力の一つとなっています。
最近は大画面のスマートフォンが主流なので、それに伴ってサイズも大きいものが多くなっています。ですので、コンパクトで軽量なスマートフォンを探している方には最適といえます。
iPhoneSE2とiPhoneSE3のデザインはほぼ同じ
iPhoneSE2のデザインをSE3のデザインと比較すると、あまり大差はありませんが、iPhoneSE2は、若干クラシックなデザインであると感じる方もいるようです。
それに対して、iPhoneSE3はより流線型のデザインが特徴的で、より洗練されたデザインとなっています。
また、iPhoneSE第3世代はスマートフォンの中で最も頑丈なガラスを使用しているので、耐久性が高くなっているようですが、見た目ではあまり違いを感じることはないかもしれません。
ストレージ
iPhoneSE第3世代は、最大256GBのストレージを選択できますが、第2世代は現在購入できるのは、最大128GBまでとなっています。
スマートフォンで大量の写真や動画を撮ったり、保存したりしたいという方は、256GBのストレージ容量が選べるiPhoneSE第3世代のほうが良いかもしれません。
ただし、128GBでも普段使いには十分ですので、用途に合わせて選択すると良いでしょう。
バッテリー持ち
iPhoneSE第3世代は、第2世代と比較してバッテリー性能が多少ではありますが上がっています。
バッテリー容量が第2世代は1,821mAhなのに対し、第3世代は2,018mAhとなっています。
さらに第3世代は、A15Bionicチップによりさらに効率的なエネルギー管理が可能になっています。
これは、ビデオ再生時間で比較すると、第2世代は一回の充電で約13時間再生できるのに対し、第3世代は約15時間のビデオ再生が可能に、オーディオ再生時間で比較すると、第2世代は最大約40時間の再生ができるのに対し、第3世代では最大約50時間の再生が可能になっています。
これは、長期間使用していくとバッテリー寿命に違いが出てくる可能性があります。
どちらも急速充電には対応している
ただし、iPhoneSE第2世代もiPhoneSE第3世代も、急速充電の機能が搭載されていて、30分で約50%の充電が可能になっています。
さらに、どちらもQi規格に対応したワイヤレス充電が可能になったことで、よりバッテリーの劣化を遅らせることができるようになっています。
バッテリーという観点からすると、あまりスマートフォンを頻繁に買い替える予定のない方や、外出先でスマートフォンで長時間動画を見る方にはiPhoneSE第3世代がおすすめです。
ディスプレイ
iPhoneSE第2世代も第3世代も、ディスプレイは4.7インチのRetinaHDディスプレイで、解像度は1,334×750ピクセルとなっています。
iPhone13miniは約5.4インチ(2,340×1,080ピクセル)なので、iPhoneSEはほかのスマートフォンと比較した場合、本体サイズも小ぶりな分、ディスプレイもひと回り小さいようです。
RetinaHDディスプレイのRetinaとは、日本語で網膜を意味し、解像度が高くピクセル密度が高いことを特徴としてます。さらに、RetinaHDディスプレイは、従来のRetinaディスプレイに比べてさらに高精細で、よりコンテンツが色鮮やかに再現され、画面の美しさに優れています。
iPhoneSE第2世代と第3世代を比較した場合サイズも同じで、高精細な画面を使用していますので、ディスプレイだけを比較した場合、よりリーズナブルな第2世代で十分と言えるかもしれません。
本体サイズ
iPhoneSE第2世代と第3世代の本体サイズを比較すると、どちらも同じサイズで高さ138.4㎜×幅67.3㎜×厚さ7.3㎜となっています。
先ほど述べた通り、ディスプレイのサイズも同じで4.7インチとなっています。
ただし、重さを比較すると、iPhoneSE第2世代は148gですが、第3世代は144gと少し軽くなっているため、持ち運ぶのに少しでも軽量のものを持ちたいという方にはiPhoneSE第3世代の方がよいのかもしれません。
ただわずか4gの差と考えると、どちらもほかのスマートフォンと比べるとスリムで軽量ですので、重量だけでなくほかの要素も考慮してどちらかを選ばれた方がいいかもしれません。
充電端子
2023年9月に発売された新型iPhone以前は、iPhoneの充電端子はどのモデルも、Lightningコネクタで発売されていました。
当時としては画期的で、端子が小さく、裏表がないので、充電していてもスマートで充電しやすいという利点があります。
最近では高速転送が可能なケーブルに対応しているUSBtype-Cが主流となってきており、EU(欧州連合)の法改正も相まって、現在の最新のiPhoneの充電端子はUSBtype-Cに対応しています。
iPhoneSEに関して言うと、第2世代も第3世代もLightningコネクタを採用しており、違いはないといえます。
頻繁にスマートフォンからほかの電子機器にデータを転送する必要がある場合を除いては、Lightningコネクタで十分ですし、どちらもQi規格のワイヤレス充電にも対応していますので、充電するという用途においては、iPhoneSE第2世代・第3世代も共に問題はないでしょう。
また、先ほども述べた通り、どちらも急速充電ができ、30分で約50%の充電が可能になっています。
認証セキュリティ
iPhoneSE第3世代も、第2世代に引き続き、認証セキュリティとして ”TouchID”を引き続き搭載しています。
しかし、顔認証の”FaceID”にはどちらも対応していませんが、指紋認証でも、毎回パスワードの入力を求められることもなく、ワンアクションでスムーズにロックを解除することが可能です。
iOSのサポートは6年ほど
また、iPhoneSEのセキュリティはアップデートをすることにより、セキュリティの脆弱性が改善されていくわけですが、iPhoneのサポートの終了の目安は販売開始から6年ほどと言われています。
ですから、iPhoneSE第2世代ならば、2020年にリリースされたので、2026年から2027年まではOSのアップデートの対象となる予想です。
第3世代は2022年にリリースされた機種で、まだ後継機種のiPhoneSE4がまだ登場していないので、2028年から2029年まではiOSのアップデートができると予測されます。
比較的頻繁にスマートフォンを買い替えるような方であれば、iPhoneSE第2世代でも第3世代でも認証セキュリティは同じ指紋認証ですので、第2世代で十分と言えるかもしれませんが、1度スマートフォンを購入すると長く使用する方はサポート期間のより長い第3世代の方が良いかもしれません。
カラー
iPhoneSE第2世代も、第3世代もカラーは3色展開となっています。
同じ3色展開といっても、カラーの名称は若干異なっており、iPhoneSE第2世代は、ブラック・ホワイト・(PRODUCT)REDの3色となっており、それに対して、第3世代は、ミッドナイト・スターライト・(PRODUCT)REDの3色となっています。
色味も若干異なっており、第2世代はより鮮やかなカラーなのに対し、第3世代は少し落ち着いた印象の色合いとなっています。
具体的には、第3世代のミッドナイトは第2世代のブラックと比較するとやや青が強いブラックとなっており、第3世代のスターライトは第2世代のホワイトと比較するとよりクリーム色がかったホワイト、第3世代の(PRODUCT)REDは赤がやや深くなっているようです。
実際に手に取って見てみることが可能であれば、iPhoneSE第2世代と第3世代のカラーバリエーションの違いを確認してから選ぶのもよいかもしれませんが、若干の違いですので、カラーバリエーションだけでなくほかの要素を考慮して選択し方がよいかもしれません。
iPhoneSE3はこんな人におすすめ!
iPhoneSE第2世代と第3世代の最大の違いは、搭載されているチップが第2世代ではA13Bionicチップでしたが、第3世代ではA15Bionicチップになったことにあります。
前の項目でも説明しましたが、A15Bionicチップの強みは処理能力が高く、処理速度が速いことにあり、特に写真や動画を処理する際にその差が感じられます。
ですので、スマートフォンで写真や動画を撮影する機会が多い方には、iPhoneSE第3世代がおすすめということになります。
また、バッテリー性能も上がっていて、動画再生なら約2時間、オーディオ再生なら約10時間、1回の充電でより長く連続再生が可能になっています。
それで、外出先で頻繫に動画やオーディオを視聴する方、より長くスマートフォンを使用する予定でバッテリー寿命が気になる方にはiPhoneSE第3世代がおすすめといえます。
iPhoneSE2はこんな人におすすめ!
iPhoneSE第2世代の最大の魅力は、高品質でいて、価格がリーズナブルな点にあります。
サイズは、第3世代になっても変わりませんし、重量もあまり大きな差はありません。
サポート期間が不安な方も、2026年から2027年まではiOSのサポートは続くと考えられますので、これから数年使う分には問題なく使用できるしょう。
バッテリー性能に関しても、一回の充電で動画再生なら約13時間、オーディオ再生なら約40時間の再生が可能ですので、1日中外出していたとしても、通常通り使用する分には問題ないと言えるでしょう。
iPhoneSE第2世代は、価格重視でスリムで持ち運びに便利なiPhoneを持ちたいと考えている方、頻繁にスマートフォンを買い替える方、スマートフォンでは主に軽めのゲームやWEB検索をするだけという方には特におすすめです。
まとめ
以上のとおり、iPhoneSE第2世代・第3世代どちらを選んでいただいても、スリムで軽く持ち運びに便利、それでいて高機能という点は変わりません。
大きな差が出るのは、長時間動画再生やオーディオ再生をする場合や、頻繁に写真や動画をスマートフォンで撮影する場合です。
それで、ご自身の生活スタイルやスマートフォンに何を求めるかによって、選んでいただけたらと思います。