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「メルカリでiPhoneを買うと偽物や赤ロム、詐欺に遭うのでは?」
と不安に思っている人もいると思います。
実際、メルカリでは外観が本物そっくりな偽iPhoneや、通信できない赤ロム端末も出回っています。
この記事では、メルカリでiPhoneを買うのは本当に危ないのか、実際のトラブル事例と安全に購入するためのチェックポイントをわかりやすく解説します。
結論:メルカリでiPhoneは“危なくも安全にもなる”

メルカリでiPhoneを買うことは、危険にも安全にもなり得ます。
リスクがあると言われるのは、赤ロム(通信不可端末)やアクティベーションロックが残った端末、そして偽物・改造品が一部出回っているためです。
しかし、購入前にIMEI(製造番号)や利用制限の状態を確認し、出品者の実績や評価をチェックすれば、安心して購入することも十分可能です。
メルカリは公式に「利用制限×の端末」や「アクティベーションロックが解除されていない端末」の出品を禁止しています。
実際、正しい情報を掲載している出品者も多く、注意点を押さえていれば安全に取引できるケースが増えています。
要するに、「危ないか安全か」ではなく、“確認を怠ると危ない” のが本質です。
これから紹介するリスクとチェック項目を理解すれば、安心してメルカリを活用できるでしょう。
危険と言われる主因は4つ(赤ロム・ロック・偽物・虚偽説明)

メルカリでiPhone購入が「危ない」と言われる主な理由は、次の4つです。
- 赤ロム:前の所有者が端末代金を支払っていないなどの理由で通信が止まる端末。
- アクティベーションロック:前ユーザーのApple IDが残っており、初期化後も使えない。
- 偽物・改造品:見た目が本物そっくりでも、中身はAndroidや非正規パーツが使われている。
- 虚偽・情報不足:バッテリー劣化、水没歴、修理歴などが説明に書かれていない。
これらのいずれかがあると、届いたあとに使えなかったり、返品トラブルに発展することがあります。
つまり、購入前に「正しい情報を見抜けるか」が安全性を大きく左右します。
安全に買える条件(IMEI公開・正規品・ロック解除済・初期化済)

安全に買えるiPhoneには、いくつかの共通点があります。
- IMEI(製造番号)が公開されている
→ Appleやキャリア公式サイトで照合可能。赤ロム判定も確認できる。 - 利用制限の状態が「◯」または「−」である
→ 「△」は今後赤ロムになる可能性があるため注意。 - アクティベーションロックが解除済みである
→ 「iPhoneを探す」がOFFになっていることを写真で確認。 - 正規品であることを明記
→ 偽物の場合はIMEIや設定画面でApple公式サイト照合ができない。 - 初期化済みで動作確認済み
→ 電源が入る、通話・通信が可能、カメラ・Face IDが正常など。
これらがすべて確認できる出品であれば、メルカリでも比較的安心して購入できます。
実際に起きやすいトラブル事例

メルカリでiPhoneを購入してトラブルになった例は少なくありません。
特に「安さ」に惹かれて状態を確認せずに購入したケースでは、通信できない・起動できない・偽物だったなどの問題が多く報告されています。
ここでは、実際によく起きる4つの事例を紹介します。
赤ロム化:支払い未了や盗難申告で通信不可になる
赤ロムとは、前の所有者が分割払いの残金を滞納したり、盗難・紛失の届け出を出した端末のことです。
この状態になると、携帯会社が端末の通信を停止し、SIMカードを挿しても圏外のままになります。
一見、購入時には問題なく使えても、数週間後に突然通信できなくなるケースもあります。
原因は「△判定」と呼ばれるグレー状態の端末を購入してしまうこと。
赤ロムのリスクを避けるためには、出品ページでIMEIを公開しているかを確認し、キャリア公式サイトで「◯」判定になっている端末のみを選ぶことが重要です。
アクティベーションロック:前所有者のApple IDで起動不能になる
アクティベーションロックは、前の持ち主のApple IDが残っていると発動し、iPhoneを再設定できなくなる機能です。
「iPhoneを探す」がONのまま出品されている端末は要注意で、初期化してもApple IDとパスワードを入力しないと使用できません。
このロックが残ったiPhoneは、メルカリの規約上も出品禁止ですが、出品者がロック状態に気づかず出してしまうこともあります。
購入前に必ず**「iPhoneを探す」OFFのスクリーンショット**を確認し、「アクティベーションロック解除済み」と明記されている商品を選びましょう。
偽物・改造品:外観そっくりでも中身が別物のケース
最近では、本物と見分けがつかない偽物iPhoneも出回っています。
特に「新品同様」「海外モデル」「動作未確認」などの曖昧な表現がある出品には注意が必要です。
偽物は、見た目はiPhoneでも中身はAndroid端末を改造したもので、
設定画面を開いても「iOSバージョン」や「シリアル番号」が表示されない、
App Storeが利用できないなどの違和感があります。
また、純正パーツを使っていない改造品や再生品も存在し、バッテリーが劣化していたり、Face IDが機能しないケースもあります。
安全性を確認するには、**Apple公式サイトの「保証状況確認ページ」**でIMEIを照合し、「有効な保証情報」が出るかチェックするのが確実です。
虚偽・情報不足:バッテリー劣化や水没歴の隠蔽
説明欄に「動作確認済み」と書かれていても、バッテリーが劣化していたり、カメラが曇っているなどの隠れ不具合もあります。
特に、バッテリー最大容量が80%を切ると体感的に使用時間が短くなりますが、それを記載しない出品者も多いのが現状です。
また、水没歴のあるiPhoneは後から内部腐食が進み、ある日突然電源が入らなくなるリスクも。
こうした情報は写真だけでは分かりにくいため、コメントで状態を具体的に聞くのが大切です。
「バッテリー最大容量は何%ですか?」「水没反応シールに変色はありますか?」など、明確に確認することでトラブルを未然に防げます。
安全に買うためのチェックリスト(保存版)

メルカリでiPhoneを安全に購入するためには、事前確認がすべてです。
「価格が安いから」「評価が高いから」だけで判断すると、トラブルに巻き込まれる可能性があります。
以下のチェック項目を順番に確認すれば、失敗する確率を大幅に減らせます。
出品ページで確認:IMEI・ネットワーク利用制限の判定
出品ページでまず確認すべきは、**IMEI(製造番号)**の記載です。
IMEIがあれば、各キャリア公式サイトで「ネットワーク利用制限」の状態を判定できます。
- 判定が「◯」:支払い完了済み → 通信も問題なし
- 判定が「−」:そもそもキャリア契約のないSIMフリー端末 → 問題なし
- 判定が「△」:今後、赤ロム化の可能性あり → 避けた方が安全
- 判定が「×」:赤ロム確定 → 絶対に購入しないこと
IMEIが書かれていない出品は、何か隠している可能性が高いため、購入対象から外しましょう。
正規品の見分け方:偽物を見抜く5つのポイント

偽物や改造品を見抜くには、以下の5項目を確認してください。
- 設定画面に「一般 → 情報 → IMEI」が表示されるか
→ 偽物はこの項目自体が存在しない場合が多い。 - 箱と本体のIMEI番号が一致しているか
→ 異なる場合は入れ替え品の疑いあり。 - Apple公式サイト(https://checkcoverage.apple.com/jp/)でIMEIを入力し、保証情報が出るか
→ 情報が出ない端末は非正規の可能性。 - iOSのバージョン表示と設定メニューが自然か
→ 偽物はメニュー表示がAndroid風で不自然。 - Lightning端子・ネジ形状・リンゴマークの刻印位置
→ 微妙なずれやフォント違いも偽物の特徴。
外見で見抜けない場合も多いため、保証情報の照合がもっとも確実です。
アクティベーションロックOFF・初期化済の記載と証拠写真
出品説明文に「iPhoneを探す:OFF」または「アクティベーションロック解除済み」と記載されているか確認しましょう。
もし説明が曖昧な場合は、設定画面のスクリーンショットを見せてもらうのが安全です。
さらに、購入後に「こんにちは」画面が表示されている=初期化済みであることが確認できれば、前所有者のデータが残っていない証拠になります。
ロック解除と初期化がされていない商品は、たとえ安くても避けるべきです。
交渉テンプレ:出品者に送る確認メッセージ例
購入前にコメント欄で質問することで、出品者の誠実さを見極められます。
以下のテンプレートを使うとスムーズです。
質問失礼します。
こちらのiPhoneはアクティベーションロック解除済みでしょうか?
また、IMEI番号とネットワーク利用制限の判定(◯/−/△)を教えていただけますか?
正常動作の確認(通話・カメラ・Face IDなど)は問題ないでしょうか?
誠実な出品者であれば丁寧に答えてくれます。
逆に、返答を避ける場合や曖昧な回答しかしない場合は、購入を控えましょう。
受取評価前テスト:動作・通信・バッテリー・認証確認
商品が届いたら、受取評価をする前に以下を必ず確認します。
- 通信(SIMを挿して通話・データ通信ができるか)
- カメラ(前後・動画撮影が正常か)
- Face ID/Touch IDが問題なく反応するか
- バッテリー最大容量が80%以上あるか
- スピーカーや充電口に異常がないか
評価後は返金が難しくなるため、評価前に必ず動作確認を行うことが鉄則です。
トラブル時の対応:事務局への申請・返品フロー
万が一、届いたiPhoneに問題があった場合は、まず受取評価をせずにメルカリ事務局に連絡します。
取引メッセージ上で返品対応を相談すれば、事務局が仲介して解決をサポートしてくれます。
ただし、受取評価をしてしまうと「取引完了」とみなされ、事務局は介入できません。
「評価する前に確認」が安全取引の鉄則です。
価格と保証の“損しない”比較

メルカリの魅力はなんといっても「安さ」ですが、価格の裏にはリスクが潜んでいます。
同じiPhoneでも、状態・バッテリー・保証有無によって「本当の価値」は大きく変わります。
安くても保証がなく、赤ロムや偽物をつかまされる可能性があるなら、結果的に損をすることになります。
ここでは、価格判断に失敗しないための3つの軸を整理します。
相場感:容量・状態・バッテリー最大容量で変わる価格帯
まず把握しておくべきは、メルカリのiPhone相場の基準です。
たとえば、iPhone 13(128GB)の場合、状態により次のような差があります。
| 状態 | バッテリー最大容量 | 相場価格(2025年時点) |
|---|---|---|
| 美品(傷なし) | 95%以上 | 約72,000円〜80,000円 |
| やや傷あり | 90%前後 | 約65,000円前後 |
| 傷・劣化あり | 85%以下 | 約55,000円前後 |
あまりに相場より1〜2万円安い商品は、赤ロムや部品交換歴、偽物の可能性を疑うべきです。
安さの理由を出品文から読み取り、「なぜ安いのか?」を自問することが重要です。
赤ロム保証の有無でリスクが激減する理由
赤ロム保証とは、購入後に通信制限がかかった場合でも全額返金または交換に対応する保証制度のことです。
中古スマホ専門店では当たり前のサービスですが、メルカリでは個人取引のため、原則として保証がありません。
つまり、メルカリで買う場合は**「販売者の信頼=唯一の保証」です。
取引メッセージで「赤ロム保証はありますか?」と確認し、明確な回答がない場合は慎重に判断しましょう。
一方、公式の中古ショップや認定ストアでは、購入後に赤ロムになっても無期限保証**されるケースがあります。
偽物保証・動作保証のあるショップとの違い
メルカリには「偽物保証」や「初期不良保証」は基本的に存在しません。
一方、Apple認定整備済製品や中古専門店では、
- 検品済み(30項目以上の動作チェック)
- バッテリー・外装新品交換
- 1か月〜1年の保証
が標準で付与されます。
これにより、購入後に偽物や動作不良で損をするリスクを大幅に減らせます。
「メルカリ=安さ」「専門店=保証と安心」という違いを理解して選択するのが賢い買い方です。
メルカリで買うべき人/やめたほうがよい人

メルカリでiPhoneを買うことが向いている人・向いていない人を整理します。
向いている人
- 自分でIMEIやロック状態を確認できる
- 状態の見極めに慣れている
- 少しの不具合や外装傷を気にしない
向いていない人
- 初めて中古iPhoneを買う
- 偽物や赤ロムの判別が不安
- 購入後に不具合があったら困る
もし少しでも「自信がない」と感じるなら、保証付きの認定中古や公式整備品を選ぶのが確実です。
不安なら代替手段:公式・認定の選択肢

もし「やっぱりメルカリで買うのは少し不安…」と感じたなら、無理に個人取引にこだわる必要はありません。
実は、Apple公式やキャリア・中古専門店でも、安心して使えるiPhoneをリーズナブルに購入できます。
ここでは、特に信頼できる3つの選択肢を紹介します。
Apple認定整備済製品の強み(1年保証・正規パーツ・整備済)
Appleが直接販売する「認定整備済製品」は、返品された端末をApple自身が再整備した正規中古です。
バッテリーと外装はすべて新品に交換され、新品同様の1年間保証が付きます。
価格は新品より1〜2万円ほど安く、安心度は中古市場の中でもトップクラス。
何より、偽物や赤ロムの心配が一切ありません。
購入はApple公式サイト内の「整備済製品」ページから行えます。
キャリア認定中古(docomo・au・SoftBankなど)
キャリアが公式に販売する「認定中古スマホ」は、
- 通信確認済み
- 初期化・データ消去済み
- 赤ロム永久保証付き
という3つの安心要素を備えています。
特にドコモの「docomo Certified」やauの「au Certified」では、端末の状態をランク別に明示しており、外装ランクBでも十分に綺麗です。
価格もメルカリとほぼ同水準、もしくは少し高い程度で、保証面を考えればコスパは抜群です。
中古専門ショップ(イオシス・じゃんぱら・ゲオモバイルなど)

中古スマホ専門店は、メルカリのような個人間取引とは異なり、動作確認・クリーニング・保証制度がしっかりしています。
どの店舗もプロが検品を行い、赤ロムや偽物が出回る心配がほとんどありません。
主な店舗の特徴は以下の通りです。
| 店舗名 | 特徴 | 保証内容 |
|---|---|---|
| イオシス | 商品の回転が早く、在庫・価格が豊富。全国発送対応。 | 赤ロム永久保証・初期不良3か月保証 |
| じゃんぱら | 状態ランクが細かく、バッテリー状態を明示。 | 初期不良7日間返品保証 |
| ゲオモバイル | 店頭でも購入可能。ポイント還元がある。 | 赤ロム保証・1か月動作保証 |
これらのショップでは、同じ中古でも「安心して使える中古」を提供している点が最大の強みです。
ではその中で、特に評価が高く、コスパと信頼の両面でおすすめできるのが「イオシス」です。
おすすめはイオシス:保証・品質・価格のバランスが優秀

イオシスは、中古スマホ市場の中でも特に評価が高い専門店です。
すべての端末が動作確認済みで、赤ロム永久保証付き。
つまり、購入後に万が一通信制限がかかっても、全額返金または交換に対応してもらえます。
さらに、バッテリーの最大容量や外装状態が明確に記載されており、
「ほぼ新品」「中古A」「中古B」などのランク表示も分かりやすいのが特徴です。
そのため、初めて中古iPhoneを買う人でも安心して選びやすいです。
価格も中古市場の中では非常に競争力が高く、メルカリとほぼ同水準、もしくは少し高い程度。
ただし、そのわずかな差で保証・検品・返品対応が付くため、総合的なコスパはむしろ上です。
もし「中古で安く買いたいけど、メルカリは不安」という人には、
イオシスのような専門店を選ぶのが最も安全で満足度の高い選択肢と言えます。
安さだけで選ばず「安心コスパ」で判断を
メルカリは確かに安く買える魅力的な場所ですが、トラブルリスクもゼロではありません。
一方、Appleやキャリア・中古専門店の公式ルートなら、
赤ロム・偽物・ロック残りなどの心配がなく、保証付きで長く安心して使えるのが最大の強みです。
「安さを取るか、安心を取るか」ではなく、
“安心もコスパも両立できる選択肢” を見つけることが、後悔しないiPhone選びのコツです。
まとめ:メルカリのiPhoneは“見極め次第で安全”に変わる

メルカリでiPhoneを買うのは、確かにリスクがあります。
赤ロム・偽物・ロック残りなど、注意を怠ると損をする可能性もあるでしょう。
しかし、IMEIやロック解除状態を確認し、出品者に質問を行えば、リスクは大幅に減らせます。
要するに「危ない」のではなく、「確認を省くと危ない」というのが正確な表現です。
一方で、少しでも不安があるなら、Apple公式の整備済製品やキャリア認定中古といった信頼できるルートを選ぶのが安心です。
保証や動作チェックがついている分、長期的にはコストパフォーマンスが高くなります。
後悔しないための判断基準は、次の通りです。
- 自分でIMEI確認や動作チェックができる → メルカリでもOK
- 安心・保証を重視したい → 公式や中古ショップを選ぶ
購入先に迷ったら、まずAppleの公式サイトやイオシスのページをチェックしてみましょう。
新品同様のiPhoneを安心価格で手に入れられる最有力候補です。

