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りょう
どうもりょうです。
「MacBook Proを買いたいけど、M3とM4どちらを選べばいいの?」
と困っている方のために、それぞれの違いを比較してどちらを買うのおすすめか紹介していきたいと思います。
目次
MacBook Pro M3とM4の比較表
M3 | M4 | |
---|---|---|
CPU | 8コア | 8コア |
価格 | 148,800円〜 | 164,800円~/198,800円~ |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB/2TB SSD | 256GB/512GB/1TB/2TB SSD |
バッテリー持ち | 最大18時間 | 最大18時間 |
ディスプレイ種類 | Liquid Retinaディスプレイ 500ニトの輝度 光色域(P3) IPS | Liquid Retinaディスプレイ 500ニトの輝度 光色域(P3) IPS |
ディプレイサイズ | 13.6インチ | 13.6インチ/15.3インチ |
本体サイズ 奥行き×幅×厚さ | 21.5cm×30.41cm×1.13cm | 21.5cm×30.41cm×1.13cm /23.76㎝×34.04㎝×1.15㎝ |
充電端子 | USB-C Mag Safe | USB-C Mag Safe |
認証セキュリティ | Touch ID | Touch ID |
カラー | ・スペースグレイ ・シルバー ・スターライト ・ミッドナイト | ・スペースグレイ ・シルバー ・スターライト ・ミッドナイト |
Wi-Fi | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 6E |
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MacBook Pro M3とM4の違いを徹底比較
りょう
CPU
MacBook Pro M3チップとM4チップの主な違いは、CPUおよびGPUのコア数、性能、メモリ帯域幅、そして対応するメモリ容量にあります。
M3チップの特徴:
- CPUコア数: 最大8コア(高性能コアと高効率コアの組み合わせ)
- GPUコア数: 最大10コア
- メモリ帯域幅: 最大100GB/s
- 対応メモリ容量: 最大24GBのユニファイドメモリ
M4チップの特徴:
- CPUコア数: 最大10コア(4つの高性能コアと6つの高効率コア)
- GPUコア数: 10コア
- メモリ帯域幅: 120GB/s
- 対応メモリ容量: 最大32GBのユニファイドメモリ
さらに、M4チップには16コアのNeural Engineが搭載されており、機械学習やAI関連のタスクにおいて、M3チップと比較して大幅な性能向上が見られます。これらの改良により、M4チップはM3チップと比較して、特にマルチコア性能やグラフィックス性能において優れたパフォーマンスを発揮します。
また、M4チップを搭載したMacBook Proは、Thunderbolt 5ポートへの対応や、最大2台の外部ディスプレイのサポートなど、接続性や拡張性の面でも強化されています。
これらの違いにより、M4チップ搭載のMacBook Proは、より高度な処理能力と拡張性を求めるプロフェッショナルユーザーに適した選択肢となっています。
価格
次にMacBook Pro M3チップ搭載モデルとM4チップ搭載モデルの価格差について詳しく比較していきたいと思います。
M3チップ搭載モデルの価格:
M3チップを搭載したMacBook Proは、以下の価格帯で販売されています。
-
14インチモデル:
- 基本構成: 16GBメモリ、512GB SSDストレージ
- 価格: 約248,800円(税込)
-
16インチモデル:
- 基本構成: 16GBメモリ、512GB SSDストレージ
- 価格: 約328,800円(税込)
M4チップ搭載モデルの価格:
2024年10月31日に発表されたM4チップ搭載の新しいMacBook Proは、以下の価格設定となっています:
- M4チップ搭載:
- 16GBメモリ、512GB SSDストレージ
- 価格: 248,800円(税込)
-
16インチモデル(16インチはM4チップ搭載モデルは販売されていません):
- M4 Proチップ搭載:
- 24GBメモリ、512GB SSDストレージ
- 価格: 398,800円(税込)
- M4 Proチップ搭載:
M3チップ搭載モデルとM4チップ搭載モデルの価格を比較すると、基本構成の14インチモデル(16GBメモリ、512GB SSD)では、価格は同じ248,800円(税込)となっています。ただし、ショップによっては型落ちということでM3チップ搭載モデルの方が安く買うことができます。
あとApple StoreではM4チップ搭載モデルのみ購入可能になっています。なので、M3チップ搭載モデルを買いたい場合はAmazonや楽天で購入する必要があります。
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一方、16インチモデルでは、M4 Proチップ搭載になってしまいますが、基本構成(24GBメモリ、512GB SSD)の価格が398,800円(税込)であり、M3チップ搭載の16インチモデル(16GBメモリ、512GB SSD)の価格である328,800円(税込)と比較すると、約70,000円の価格差があります。
この価格差は、搭載されているチップの性能向上やメモリ容量の増加など、ハードウェアの強化によるものと考えられます。
なお、M4チップ搭載モデルでは、メモリ容量やストレージ容量の異なる複数の構成が提供されており、上位モデルではさらに高い価格設定となっています。
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ストレージ
りょう
M3チップ搭載モデルのストレージオプション:
- 14インチおよび16インチモデル:
- 標準構成: 512GB SSDストレージ
- カスタマイズオプション: 最大8TBまでのSSDストレージを選択可能
M4チップ搭載モデルのストレージオプション:
- 14インチおよび16インチモデル:
- 標準構成: 512GB SSDストレージ
- カスタマイズオプション: 最大8TBまでのSSDストレージを選択可能
両モデルともに、標準構成では512GBのSSDストレージが提供され、必要に応じて最大8TBまでのストレージ容量をカスタマイズすることができます。
ストレージの速度や性能に関しては、M4チップ搭載モデルでの具体的な向上についての情報は現在のところ明らかにされていません。
したがって、ストレージ容量の選択肢に関しては、M3チップ搭載モデルとM4チップ搭載モデルの間に大きな違いはないと考えられます。
バッテリー持ち
次に、MacBook ProのM3チップ搭載モデルとM4チップ搭載モデルのバッテリー駆動時間の違いについて詳しく説明したいと思います。
M3チップ搭載モデルのバッテリー駆動時間:
-
14インチモデル:
- ワイヤレスインターネット利用: 最大17時間
- Apple TVアプリのムービー再生: 最大20時間
-
16インチモデル:
- ワイヤレスインターネット利用: 最大11時間
- Apple TVアプリのムービー再生: 最大14時間
M4チップ搭載モデルのバッテリー駆動時間:
-
14インチモデル:
- ワイヤレスインターネット利用: 最大17時間
- Apple TVアプリのムービー再生: 最大24時間
-
16インチモデル:
- ワイヤレスインターネット利用: 最大17時間
- Apple TVアプリのムービー再生: 最大24時間
M4チップ搭載モデルでは、特に16インチモデルにおいて、バッテリー駆動時間が大幅に向上しています。
具体的には、ワイヤレスインターネット利用時の駆動時間がM3チップ搭載モデルの11時間からM4チップ搭載モデルでは17時間に延長されています。 また、Apple TVアプリでのムービー再生時の駆動時間も、M3チップ搭載モデルの14時間からM4チップ搭載モデルでは24時間と、約10時間の延長が見られます。
一方、14インチモデルにおいては、ワイヤレスインターネット利用時の駆動時間は両モデルともに最大17時間と変わりませんが、ムービー再生時の駆動時間はM3チップ搭載モデルの20時間からM4チップ搭載モデルでは24時間に延長されています。
これらのバッテリー駆動時間の向上は、M4チップの電力効率の改善によるものと考えられます。 特に、長時間の動画視聴や外出先での作業が多いユーザーにとって、M4チップ搭載モデルのバッテリー性能の向上は大きな利点となるでしょう。
なお、実際のバッテリー駆動時間は、使用環境や設定、実行するタスクによって異なる場合があります。 公式のスペック情報を参考にしつつ、ご自身の使用状況に応じて選択されることをお勧めします。
ディスプレイ
1.輝度の違い
- M3チップ搭載モデル:
- SDR(標準ダイナミックレンジ)コンテンツの最大輝度は 600ニト。
- HDRコンテンツ再生時は最大 1,000ニト(ピーク輝度)。
- M4チップ搭載モデル:
- SDRコンテンツの最大輝度が 1,000ニト に向上。
- HDRコンテンツ再生時のピーク輝度も 最大1,600ニト で、より明るい表示が可能。
SDRコンテンツの最大輝度が600ニトから1,000ニトに向上しており、日常の作業でも画面がより明るく見えやすくなっています。
また、M4チップ搭載のMacBook Proでは、ディスプレイの輝度が向上しています。
-
標準ディスプレイ: SDR(標準ダイナミックレンジ)コンテンツの最大輝度が600ニトから1,000ニトに向上しました。
-
Nano-textureガラス(オプション): 反射を抑えるNano-textureガラスを選択することで、屋外での視認性がさらに改善されます。
2. リフレッシュレート:
M4チップ搭載モデルでは、ProMotionテクノロジーに対応しており、リフレッシュレートが最大120Hzとなっています。
ただ、MacBook Pro M3チップ搭載モデルのディスプレイも ProMotionテクノロジー に対応しており、リフレッシュレートは 最大120Hz です。
このProMotionテクノロジーは、表示内容に応じてリフレッシュレートを自動的に調整します。たとえば、静的な画面ではリフレッシュレートを低く抑えてバッテリー消費を節約し、動画やスクロール操作など動きの多いコンテンツでは最大120Hzの滑らかな表示を提供します。
これは、M3チップ搭載モデルとM4チップ搭載モデルの間で共通しており、リフレッシュレートに関しては 違いはありません。
3. 外部ディスプレイのサポート:
M4チップ搭載のMacBook Proでは、外部ディスプレイを2台まで接続でき、本体を含めて3画面の運用が可能になりました。
対して、M3チップ搭載のMacBook Proは最大 1台 の外部ディスプレイを接続できます。
よりたくさんの外部ディスプレイに接続するつもりの人はM4チップ搭載のMacBook Proを選ぶのがおすすめです。
本体サイズ・デザイン
次に本体サイズとデザインの違いを徹底比較していきたいと思います!
-
14インチモデル:
- M3チップ搭載モデル:
- サイズ: 高さ 1.55 cm、幅 31.26 cm、奥行き 22.12 cm
- 重量: 約 1.6 kg
- M4チップ搭載モデル:
- サイズ: 高さ 1.55 cm、幅 31.26 cm、奥行き 22.12 cm
- 重量: 約 1.6 kg
- M3チップ搭載モデル:
-
16インチモデル:
- M3チップ搭載モデル:
- サイズ: 高さ 1.68 cm、幅 35.57 cm、奥行き 24.81 cm
- 重量: 約 2.1 kg
- M4チップ搭載モデル:
- サイズ: 高さ 1.68 cm、幅 35.57 cm、奥行き 24.81 cm
- 重量: 約 2.1 kg
- M3チップ搭載モデル:
これらの数値から、本体のサイズと重量に関しては、M3チップ搭載モデルとM4チップ搭載モデルの間に違いはありません。
- ポートの配置と種類:
- M3チップ搭載モデル:
- Thunderbolt 4ポート × 2
- HDMIポート × 1
- SDXCカードスロット × 1
- MagSafe 3充電ポート × 1
- M4チップ搭載モデル:
- Thunderbolt 4ポート × 3(1ポート追加)
- HDMIポート × 1
- SDXCカードスロット × 1
- MagSafe 3充電ポート × 1
- M3チップ搭載モデル:
M4チップ搭載モデルでは、Thunderbolt 4ポートが1つ追加され、合計3つとなっています。
MacBook ProのM3チップ搭載モデルとM4チップ搭載モデルの本体サイズと重量に違いはありません。
デザイン面では、M4チップ搭載モデルに新色のスペースブラックが追加され、Thunderbolt 4ポートが1つ増加しています。
また、ディスプレイの輝度が向上し、より明るく鮮明な表示が可能となっています。
認証セキュリティ
お次は、MacBook ProのM3チップとM4チップ搭載モデルにおける認証セキュリティの違いについてです。
1. セキュリティ機能の強化:
- M4チップ搭載モデル:
- M4チップは、前世代のM3チップに比べてセキュリティ性能が向上しています。
- 具体的な詳細は公開されていませんが、AppleはM4チップにおいて、より高度なセキュリティ機能を実装していると考えられます。
2. セキュアエンクレーブの強化:
- M4チップ搭載モデル:
- M4チップは、セキュアエンクレーブ(Secure Enclave)の性能が向上しており、データの暗号化や認証処理がより高速かつ安全に行えるようになっています。
3. ハードウェアベースのセキュリティ:
- M4チップ搭載モデル:
- M4チップは、ハードウェアレベルでのセキュリティ機能が強化されており、マルウェアや不正アクセスからの保護が一層強化されています。
M4チップ搭載モデルは、M3チップ搭載モデルと比較して、認証セキュリティにおいて以下の点で強化されています。
- セキュリティ機能の全体的な向上。
- セキュアエンクレーブの性能向上。
- ハードウェアベースのセキュリティ機能の強化。
これらの強化により、M4チップ搭載モデルはより安全なデータ保護と認証処理を提供しています。
ちなみに、アクセスロック解除はM3とM4どちらも指紋認証ロック解除が導入されています。
カラー
MacBook Pro M3チップ搭載モデルのカラー:
- シルバー
- スペースグレイ
MacBook Pro M4チップ搭載モデルのカラー:
- シルバー
- スペースグレイ
- スペースブラック(新色)
M4チップ搭載モデルでは、新たにスペースブラックが追加され、より選択肢が広がっています。これにより、M3チップ搭載モデルの2色に加えて、M4チップ搭載モデルでは3色が選べるようになりました。
Wi-Fi
MacBook ProのM3チップ搭載モデルとM4チップ搭載モデルのWi-Fiに関する違いは以下の通りです。
1. Wi-Fi規格の違い:
-
M3チップ搭載モデル:
- Wi-Fi 6(802.11ax)に対応。
-
M4チップ搭載モデル:
- Wi-Fi 6E(802.11ax)に対応。
Wi-Fi 6Eは、従来のWi-Fi 6に加えて、6GHz帯の周波数帯域を利用できるようになり、より高速で低遅延な通信が可能となります。
2. Bluetoothのバージョン:
-
M3チップ搭載モデル:
- Bluetooth 5.0に対応。
-
M4チップ搭載モデル:
- Bluetooth 5.3に対応。
Bluetooth 5.3は、より効率的な電力管理や接続の安定性向上などの改善が期待されます。
M4チップ搭載モデルは、M3チップ搭載モデルと比較して、Wi-Fi 6EおよびBluetooth 5.3に対応しており、より高速で安定したワイヤレス通信が可能です。
MacBook Pro M3チップがおすすめな人はこんな人
MacBook Pro M3チップは、以下のような人におすすめです。
- 高性能な処理が必要ない一般的な作業を行う方。
- 価格を抑えつつ十分なパフォーマンスを求める方。
- 軽いクリエイティブ作業を行う方。
- 長時間のバッテリー持ちを重視する方。
- 一般的なゲームや軽いグラフィック処理を行う方。
M3チップは、性能と価格のバランスが取れており、M4チップほどの高性能が必要ない場合に最適です。
MacBook Pro M4チップがおすすめなのはこんな人
MacBook Pro M4チップは、以下のような人に特におすすめです。
- 高度なクリエイティブ作業(動画編集、3Dモデリング、VFXなど)を行う方。
- グラフィック性能が要求されるゲームや高度なグラフィック処理を行う方。
- 機械学習や大規模データ処理など、高い処理能力を求める方。
- 複数の高負荷なアプリケーションを同時に使用するマルチタスクを行う方。
- 将来のパフォーマンスに備え、長期的に快適に使いたい方。
M4チップはM3チップよりも大幅にパフォーマンスが向上しており、特に高負荷な作業やプロフェッショナルな利用には最適です。
ということで、今回はMacBook Pro M3チップとM4チップの比較をしてみました。
それぞれ良いところ悪いところあるので自分の用途に合った方のMacBookを選んで購入してみてください!
MacBookを安く購入する方法についてはこちらの記事で紹介しているのでよかったら参考にしてみてください。